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​画家・永井潔について

永井 潔(1916 - 2008)
Nagai Kiyoshi 
 
略歴

1916年父の赴任先の群馬県前橋市に生まれる。
父は新潟県現三条市出身の教育者、母は京都本阿弥家の人。


旧制一高を中退、画家硲伊之助の弟子となり、二科技塾研究所・本郷美術研究所に学ぶ。この間本郷の通称「落第横丁」で梅崎春生・西口克己など多くの知友を得、社会科学に触れる。
兵役で朝鮮羅南に動因、張鼓峯事件で胸部盲貫銃創を受け
約9ヶ月入院。治安維持法違反で検挙、長期取調べを受ける。

文化学院美術部助手、美術出版社『制作』編集の職を経る。
戦後、日本美術会の創立に参加、委員・事務局長・付属民主主義美術研究初代所長・代表を務める。
1947年読売新聞年間ベストスリーに選ばれる。一水会会員、一水会優賞、さくら新人賞を受賞、後退会。

学校法人中央労働学園理事長となり、東京文科アカデミー後武蔵野外語専門学校の理事長・校長を歴任する。
 
日本美術会会員、日本民主主義文学会会員。
2008年9月8日没す。享年92歳。

​≫永井潔の年譜

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