展覧会

第7回企画展

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Denmark, my heart

やっぱり、デンマーク!

 

3月7日〜2021年1月30日

毎週土曜日

☆会期延長しました。

8月は休館。年末は12月26日まで、
​新年は1月9日から。
状況により会期が変わる場合があります。

◀雀ヶ丘(1964年)

旅の最終地で過ごした忘れられない3ヵ月

永井潔は1964年の3月から6月末まで、デンマークのフュン島に滞在しました。第5回企画展「ゆきなりさんぼう──ヨーロッパ紀行」でご紹介した、初のヨーロッパ旅行の最終地としてここを訪れ、気ままに三ヵ月を過ごすことになったわけです。

アンデルセンの故郷として有名な、オーデンセからそう遠くない村──その一軒の農家に宿泊し、そこで知り合ったヤコブセン氏やホー君ら、デンマークの画家たちと写生に出かける日々。原っぱでの昼食、絵を見に出てくる大人や子ども、夜はヤコブセン氏の家に招かれ、自家製ビールで乾杯したり、歌ったり。言葉の通じない人々との、片言英語や手まねによる心の交流は永井潔にとって、生涯忘れ得ぬ思い出となりました。画家たちとスケッチを共にした中でも、とりわけ思い出深い『雀ヶ丘』(1964年/油彩)、デンマークの農村風景は、『酪農工場のある風景』(同)、『壊れた風車』(同)、『デンマークの畑で』(同)、『アスパラガスの苗を植える──デンマーク、フューン島ソナヴァン農場』(同/水彩)、『木立の見える畑』(同)に、今も瑞々しく残ります。機械によるダイナミックなまきわりの光景にはとりわけ心惹かれたようで、『デンマークのまきわり』1~3 (1964年/水彩)、『まきわり機械』(同)に繰り返し描きました。現地で親しんだ人々の姿は、『デンマークの画家ヤコブセン』(1964年/素描)、『ケネス』(同)、『マルガ・リュトガー※』(同)、『農夫ホルガ』(同/複製)など、共に過ごした時間まで伝わってくるようです。展示作品はほかに、『アスパラガスの缶詰工場』(1964年/油彩)、『コペンハーゲンから来た娘』(同)、『税関の見える船着き場』(同)、『ボーゲンセの坂道』 (同)、『洗濯する女』(同/水彩)、『赤い屋根の家』(同)、『市場』(同)、『ヴェニス』(同/素描)、『煙突と洗濯物の風景』(同)など。「ゆきなりさんぼう──ヨーロッパ紀行」の後編として、お楽しみいただけたらと思います。

 

※企画書、チラシには「マーガリー」と表記していましたが、「マルガ・リュトガー」に改めました。

 

玄関ホールと展示室1の常設コーナーでは、永井潔の代表作がご覧いただけます。

同時展示

同期間中、館内1F「絵のあるカフェ」では、「永井潔 四季のコラージュ」展として、月刊文芸誌「民主文学」(日本民主主義文学会発行)、2000年から2008年の表紙を飾った全54点を展示。表現に用いた紙の色や質感まで見て取れる作品の数々をお楽しみください。

◀夏の散歩道

第1回企画展 永井潔アトリエ館オープン記念

​永井潔のすゝめ

​過去の展覧会

2017年4月​15日~7月29日

アトリエ館のオープン記念となる本展では、評価の高い人物画を中心に、1940年代から2000年代にかけての主要な作品をご紹介いたします。

​過去の展覧会

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