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展覧会
第11回企画展
「絵画は語る」永井潔の構想画
2024年9月5日〜2025年7月26日 毎週土曜日
2月は休館。年末年始は休館.。
Room1
▲燃える心臓 I
当館史上最大の作品「歴史」が登場!
▲カンテラ
永井潔は目の前に存在しないものにも想像力をめぐらせる画家でした。今回は、彼が心惹かれた事象から自由に構想をふくらませた異色作がそろいます。中でも江戸末期、三河に起きた加茂一揆に想を得た「歴史」(1962 年/ 油彩)はF150 号の大作。闇に揺れる松明の炎が、命がけの行動に出ようとする農民たちの複雑な心情をも照らし出します。ゴーリキーの短篇小説をモチーフにした「燃える心臓Ⅰ・Ⅱ 」(1986~ 2006 年/ 油彩)もまた、闇の中の炎が印象的な大作。ほかにも、「署名」(制作年不明/ 油彩)、「カンテラ」(制作年不明/ 油彩)、「落下のエチュード」(2002 年/ 鉛筆、水彩)など、絵画から物語が飛び出てくるような、劇的なエネルギーをはらんだ力作が想像力をかき立てます。
Room2
▲改訂版「カズオ」1
▲空の耳 Big meを探せ
永井潔が描いた二兎社公演ポスター原画展
二兎社は永井の長女、永井愛(劇作家・演出家)が主宰する演劇ユニット。
「改訂版カズオ」(1985年/墨)のコミカルな造形から、「ファンレター~大根
役者殺人事件(再々演)」(1990年/木炭)の写実描写ににじむミステリアスな
空気まで、全14点の原画からも、永井の絵画が内包するドラマティックなパワーをお楽しみいただけるはずです。
過去の展覧会
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